Ubuntu倶楽部 ーパソコンセミナー

Ubuntu倶楽部が2013年11月17日に開催したパソコンセミナー「」のサマリー
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第13回パソコンセミナー
  「XPサポート終了迫る 今こそ無料OS・Ubuntuへ !」
 
2013年11月17日(日)午後2時−5時
  於:小金井市公民館本館3階学習室
  主催:NPO法人シニアSOHO小金井 Ubuntu倶楽部
             後援:小金井市教育委員会
 
 小金井市のみならず、多摩各市、区部など遠方からの参加者もあり、20代〜80代まで40名、主催者側10名を入れて50名の参加がありました。 Ubuntuに対する関心が高まってきていることを示しています。下記に示す内容で進められ、質問も多く、最後まで熱気のあるセミナーとなりました。
Ⅰ.WindowsXPから無料OS・Ubuntuへ
   〜 Ubuntu(うぶんつう)の意味:他者への思いやり 〜
    大橋 元明
1.WindowsXPのサポート切れ対策としてのUbuntu導入のメリット
 ●お金がかからない。  
 ●パソコンを廃棄することなく使い続けられる。
 ●WindowsXPもスタンドアローンで使い続けられる。
  UbuntuとWindowsXP、2つのOSを使うことがでる。
 ●快適な最新版Ubuntuと最新のアプリが使える。

2.Ubuntuの状況
 ①Windowsのベンダーロックイン状態の日本と脱MS化が進む世界の情勢
 ②ソース非公開の商用ソフトの危険性:
  米国家安全保障局が米IT企業9社から世界中の個人情報データ入手(PRISM)
 ③オープンソース・ソフトウエア(OSS)と
  プロプライエタリー・ソフトウエア(ソース非公開、商用ソフト)の比較
   OSSは、ライセンス無償、配布・複製自由、オープンに共同開発、共存共栄、社会の基盤を形成
 ④OSSを推進する理由:寡占市場で被る不利益を避ける、無駄なコストの削減、利用環境に合わせた共同開発
 ⑤Linuxの登場、Linuxディストリビューションが多い理由と
  Linuxの系譜(UbuntuはDebian系、Red Hat系)
 ⑥Ubuntu登場、Mark Shuttleworthが2004年
  LondonでCanonicalとコミュニティーによる共同開発開始 Ubuntu 4.10
 ⑦Ubuntu Business Remix、IBM、アシスト、NTTDATA、自治体(会津若松等)、日本医師会標準レセプト、
 ⑧中国政府、UbuntuをベースとしたオープンソースOS、Ubuntu Kylin (麒麟)を開発、中国からWindowsが消える!?
 ⑨ミュンヘン市(全PCがUbuntu)、WindowsXPサポート終了時のPC廃棄物発生を防ぐ為にLubuntuCDを市民に配布

3.Ubuntuの特長
 ①すべて無料 配付自由
 ②Ubuntuのインストール UbuntuLiveDVDからインストール。 認証不要で簡単。
   Ubuntuのインストールと同時に沢山のアプリもインストールされており、すぐ普通に使える。 
 ③Ubuntu標準のユーザーインターフェース:Unity 
       初めての人でも使いやすい(スマホと同じ使い方)
  アプリの起動は 1.左端(ランチャー)に並んだアイコンをクリック、または
          2.アプリ名(部分可)を検索して表示されたアイコンをクリック(Dash) 
  複数のユーザーインターフェースが使える。
       Windows様のをLXDE使いたければ、ログイン時に切り替える。 
 ④アプリのインストール
      Ubuntuソフトウエアセンターから保証済みのアプリをワンクリックで、超簡単。
 ⑤ファイル管理    整理しやすい。探しやすい。
  WindowsとデュアルブートしているとUbuntu側からWindowsのファイルを呼び出して編集できる。
  フォルダーをブックマークしておくと深層のフォルダーに直接アクセスできる。
 ⑥DashのSmartScopeで自身のパソコンからインターネットまで横断的に目的のものを探しだす。
 ⑦安全性が高い 外部からの侵入を許さない。アプリのパッケージ管理
 ⑧インディケーター:ユーザーの切り替え、ログアウト、サスペンド、再起動、シャットダウン、
  システム設定、カレンダー・時刻、音量、音楽、ネットワーク、プリンター、キーボード、
  メール等の着信通知、クラウドUbuntu One、日本語変換方式の選択、
 ⑨HUD(アプリの操作手順と無関係にテキスト入力や音声でアプリを操作、学習機能あり) 
 ⑩どこでも だれでも 多言語対応(マルチリンガル)、障害者向けのアクセシビリティー
 ⑪Ubuntuから派生したKubuntu、Xubuntu、Lubuntu、Edubuntu、Ubuntu Studio、
  LinuxMint、ChromeOS
 ⑫Ubuntu One :
   クラウドストレージサービス、無料で5GBまで同期、Windows、Android、iOSにも対応
 ⑬Live CD/DVD、Live USBメモリー:
   Ubuntuはハーディスクを使わずにCD/DVD、USBメモリーでも使うことができる
 ⑭Ubuntuは、スマホ、タブレット、パソコン、テレビ、サーバー、マイコンまでを統合するOSへ進化中(Ubuntu14.04から)
 ⑮Ubuntu PhoneとTabletの他のスマホやタブレットにない特長(パソコンにもなる、マルチタスク他)

4.Ubuntuのインストール
 ①Ubuntu13.10インストールのハードウエア要件:>768MB、>5GB、PAE対応、DVDまたはUSBメモリからの起動可
 ②Ubuntu LiveDVDの作成:UbuntuJapaneseTeamのホームムページから日本語版をダウンロードし、DVDに焼く  
 ③LiveDVDからUbuntuをインストール
 ④DVD装置がない場合、アプリ「ブータブルUSB」でLiveUSBメモリーを作成。それからインストール。

Ⅱ.アプリケーション
  MSOfficeとPhotoshop、Ilustratorは、Windowsにしか対応しておらず、Ubuntuでは使えない。しかし、それらに対応したLibreOffice、GIMP、Inkscapeが無償で使える。機能はほぼ同等。LibreOfficeはデフォルトでインストール済み。

1.MSOfficeからLibreOfficeへ 
                                     斉藤 純
①LibreOfficeは、ワープロ(Writer)、表計算(Calc)、プレゼン(Impress)、画像作成(Draw)、データベース(Base)が一体となった、オープンソースで無償のオフィススイート。
②OpenOfficeから派生。世界標準のOpenDocumentFormat(ODF)を使う。MSOfficeは2009年からODFに移行
③WindowsやMacでも使える(マルチプラットフォーム)。多言語対応。メートル法を使いレイアウトがわかりやすい。
④MSOfficeとの高い互換性。Word:Writer、Excel:Calc、Powerpoint:Impress、Access:Base、DrawはMSOfficeにはない。
⑤基本操作:Writer、Calc,Impress、Drawなどのツール間で共通部分が多く、連携はスムーズ、ツール間の移動は瞬時
⑥LibreOfficeのお勧め活用術 起動の高速化、Windowsとファイルを共有、PDFの作成と読み込み・編集、他
⑦最新版LibreOffice4.0の新機能20選                                                  
3.Inkscape                                                      加賀谷 公一
① オープンソースで無償のベクター画像作成ソフト、
 高価なIllustrator並みの機能を有する。
②Inkscapeでどのようなことができるかを自作の画像によって紹介する。
 Inksacpeで描くイラストの基礎、
 ベジェ曲線で描く、
 テキストのデザイン、
 レイヤーの概念、
 グラデーション他